病気の治療法をネットですませる傾向に警告が!

Mapple2007-09-19


全米の成人1000人からアンケート調査をとったところ・・
3分の2以上が医療知識をインターネットから収集しているという。
82%の人が医療や、栄養に関するアドバイスをネットから学んでいて、その中の62%はアドバイスは適切だと信じている。その中の89%はネットから得たアドバイスに従っているそうだ。(アンケート調査:the Opinion Research Corp. for the Kellen Co)


専門家によってきちんとアドバイスが書かれているサイトばかりではない。すべてが悪いとは言えないが、すべてがいいとも言えない。

医学の事実が書かれているのか、単なる個人的意見にすぎないのかを、ちゃんと見極める必要があると、ケリー・ガンス医師は警告している。

インターネットはどんな人でも投稿できる。

サイトのアドレスをお金で買ってその中の情報を読むうちに、だんだん洗脳されてきちゃって、突然歌いだしちゃったりして・・・そんな類のサイトもアメリカの大都会では流行っているらしい。

とにもかくにも、インターネットから手軽に情報を入手するのは魅力的だ。情報量も豊富だし、決して悪いことではない。

何週間、何ヶ月先の診察日を予約して、主治医にまず会い、それから専門医のところにまた行って、待たされて・・・お金を払って・・・

そんなことより、自宅に居ながら、24時間いつでも治療法が入手できるなら、そこに依存したい気持ちはわかる。

でも、もう一度得た情報を再検討した方がいいとケリー・ガンス医師は言う。

1.サイトの情報の出所を確認して医学の特定の分野の専門家のアドバイスなのかどうかチェックする。

2.ネットのアドバイスだけでなく、専門の医者のセカンド・オピニオンも得ること。

3.栄養剤も、どう自分の健康に影響するかを医学的に把握してから選択する。

インターネットが多くの人々の生活に浸透し、誰もが自分の意見や情報を発表できる。それが又影響を与えることだって可能な時代、たとえ小さなブログでも更に気をつけて書こう・・と自戒した次第です。