死んだ後もこのブログはネットに残っているのだろうか?


感動したり、感心するブログってある。コメントをたまに残すこともある。それにお返事をいただいたりすれば、ここにひとつのコミュニケーションがブログを通じてできたわけだ。


取り上げられた事柄にいたく感動したり、どういう出来事に疑問をもたれているか、どういう本に感動されたか、どういうふうに若者を育てたいかなどなど、月に1回でも拝見しているうちに、だんだんと作者の心が偲ばれてくる。
ところが、相手のお顔も、職業も、生い立ちも何もわかってはいない。


実名をださないのだから、ネット上のコミュニケーション以上には発展しないし、お互いの素性を知ることもない。暗黙のうちにわずらわしさを持ち込みたくないからブログを使っているわけだし・・。


それでも確かにコミュニケーションがとられ、その方々を素晴らしい人々だと思っている。これも一種の友情と呼べないこともない。
だから、愛読しているブログの作者の動向は気にかかる。ご入院のことが書かれていれば、その後の経過は・・とか、お元気そうで何よりだったとか・・やっぱり思う。


半年以上も更新されないで、最後の記事が自殺問題の記事だったりすると、たいへん心配になってしまう。
1ヶ月に1度はかならずその方のブログを開けて、まだ復帰してないけど、どうされたのだろう・・と自問したりする。でも問いかける術は何もない。


きっと、別のブログを立てて移られたか、それともお仕事で手いっぱいか、ブログに飽きたのかもしれない、などと自分で納得しようとするが、やはり心配だ。


そんな時ふと思ったのが、もし自分が急にあの世にいってしまったら、このブログは残って、どなたかが偶然に開いて読まれるかもしれない。 まさか書いた人が既に死んでいるとは思われないだろう・・・コメントやトラックバックが張られることもないとはいえない。
そうしたら、私はネット上では存在していることになる。これっていったい何なのだろう???


そして、このコンピューターに電気が送られなくなったら、このブログの上でコミュニケートした人々は皆・・・パフッ !! 胡散。
なんか、はかないにゃあ・・