同じ日に二つの都市で拳銃乱射事件

Mapple2007-02-13



写真:ソルト・レイク市の乱射で重傷の被害者

1.ユタ州ソルト・レイク市:
月曜日のこと、ショッピング・センターで、トレンチ・コートを着た18才の男が拳銃を乱射。5人が殺され、数人が重傷。殺された人は年齢も性別もバラバラ。発射場所も特定のビルや店に絞られてなく、ランダムに広範囲に発射された。


最初は広場から建物のある方に発射され、車がパンクしたような音から、ガラスの崩れる音がし、何人かが倒れ、犯人は拳銃を乱射しながら、建物に逃げ込んだ。警官は「拳銃を手から落とせ」と何度も叫んだが、撃ち合いになり、警官により犯人は射殺された。
犯人はこの土地にの住人で18才ということ以外また発表の段階ではないとのこと。動機はまだ不明。
目撃者の一人は犯人は怒っている様子はなかったと言っていた。


ショッピング・センターは古い建物に囲まれた伝統的なスポットで、夕方はもっとも賑やかになる時だという。
事件後、居合わせた人々は警官から容疑者のように扱われ質問を受けたらしい。共犯者はいなかった模様である。



2.フィラデルフィア
海軍の持つビジネス地区にある投資会社の会議室に一人の男が入り、3人が殺され、一人はかなりの重傷。殺されなかった同室の他の二人はテープで固く縛られていた。警官隊との撃ちあいの最中に犯人は自分の拳銃で自殺した。


警官が部屋に入ると二つの死体が床に倒れ、一人は椅子の上で殺されていた。それぞれ、体中あちこちに銃を打ち込まれていたそうだ。


犯人はこの会社の投資者でお金のことでなかり怒っていたというのが、動機の一つではないかという意見がある。


この地区は海軍が持っており、近くには第二次世界大戦当時の軍艦なとも保存されている。


同じ日の夕刻に東部と西部と離れた場所で乱射事件が起こり、今のところ計8名が亡くなった。特にソルト・レイク市の乱射は無差別乱射の可能性が高く、全米で震撼としている。