21世紀のスキル、アメリカの学校教育は変換

Mapple2006-12-10

「21世紀の学校教育」タイム誌よりDecember 10, 2006


教育目標のポイントは:


・異文化への気配り、外国語の修練
・コミュニケーション・スキル
・より良い人格の形成
・あふれる情報から、信頼できるものをキャッチするスキル
・EQ(emotional intelligence)感情的インテリジェンスの重視

子供たちの教育について新しい委員会が「グローバル・コミュニティーへの対処のための教育」について、21世紀に向かって、教育者は何を教え、どう教えるかについてのレポートを出した。


今の教育現場ではリーディングと算数、数学だけを落ちこぼれ生徒に焦点を合わせて終始しているのが現状だ。
今の子供たちは、抽象的な考えができない。
ティーム・ワークができない。
英語以外の外国語ができない。
これではグローバル経済に対処することはほど遠い。
「21世紀のスキル」が不可欠である。


子供達はグローバル・コミュニティーに今いるわけだから、異文化への気配り、外国語の修練が必要である。


溢れる情報の中からどれが信頼できるかを読み取る目、そのスキルも重要。


IQと並んで、EQ(emotional intelligence)感情的インテリジェンスもたいへん重要である。
要はより良い人間性を持つ人材を育てていかないとならない。


異文化の人々を含む大きなティームで働いていくには、コミュニケーション・スキルもたいへん必要になる。


子供達は曾祖父たちのように、学校で、きちんとならんだ机に座って、先生の講義を聞き、ノートを手書きでとり、教科書を読む。
Copyright © 2006 Time Inc.


この中で、EQの重視、より良い人格の形成を重視した教育という項目に注目した。

アメリカの教育現場も問題が多いと聞く。
教室では私語が多く、いかに先生は私語から勉強の話に生徒をひきつけるかたいへん苦労されてそうだ。最低の成績の生徒をいかに卒業させるか、これも先生は頭を傷めている。

でもアメリカはやるとなると、徹底的な形で実行する国柄なので、きっと、多国籍国家ならではの教育を確立して、人格者をたくさん生み出していくことを期待している。