アメリカ結婚相手探し事情・聞きかじり

マッチ・ドット・コムの広告
【ドクター・フィルと一緒に「心がける、見つける、結ぶ」】
【愛のナンバー1サイト!
無料の新しいスタート・キットをお試しあれ。これ以上簡単にお相手を見つける方法はない。】・・・と宣伝している。
(ドクター・フィルは視聴率の高いテレビ番組のホストをつとめる医者。数々の悩みに、解決への実践をしてくれる番組。有名な彼を広告に起用したようだ) http://www.match.com/

あの人も、この人も使ってる。
バツ一、バツ二、バツ三も
初婚だって、ゲイだって
みんなが使うマッチ・ドット・コム。


登録して、条件、写真を見てよさそうなところにメイルをして、会うというところまでがまず、第一ランド。
会ってからは、またメイルをかわして、また会うか、それともそれっきりか・・それとも、何度か会って第二ラウンド。


例1:まっすぐな黒髪。MBAの持ち主。やせている。黒い瞳が大きい。
バツ二。家付き。この女性はたいへんもてる。ちょっと出すとたくさん返事がきて、その中から減点法で3ー4人を絞って会う。更に振るい落とし最後の一人と何度か会う。相手はどこそこ会社のバイス・プレジデントだという。彼の押しの一手で結婚。
結婚前から、相手はアパートたたんで押しかけてきて、バイス・プレジデントでアパート住まい!?ここでほんとはへーん!と思うはずだけど、そのまま、結婚。連れ子までとうとう住み着いてしまう。お金使いの荒い娘だったらしい。結局けんかして離婚。離婚手続きになったら、相手が500万円近い借金を彼女のクレジット・カードに入れていた。
それでも懲りず、またマッチ・ドット・コムで新しいお相手を探す。当然すぐ見つかって、どうなることやら。


例2:あまり冴えない男と女がマッチ・ドット・コムで少ない選択の中から会った。女性はいいかなと思って、会うことになる。普通の話でお茶。
そして別れる。その後のメイルで「また会いましょうか」と書くと、男性から4ー5日たって、「君とあって楽しかった。ありがとう。でも今はちょっと忙しいからまた、機会があったら会いましょう」とのこと。
彼女は諦めてまたマッチ・ドット・コムに戻り、別の人と付き合い始めて、これは少しいい感じのようだ。


例3:マッチ・ドット・コムで美しい女性と知り合った男性。ところが相手が結婚をせまってきた。好きではあるけど、そんな急かされて結婚するのはいやだし、別れるのもいやだ。ということでノイローゼになり、カウンセリングを受ける。その結果別れることになった。そして、またマッチ・ドット・コムに戻り、別の人をみつけて今度はゴールイン。今は子供もできて幸せだそうだ。

まあ、ゴシップのようだけど、こんな具合。


その他に友達や、兄弟がアレンジしてパーティーとか、バーベキューで紹介しあうというオーソドックスなのもある。
有名なのが少し年代が高くなってしまうが、ブッシュ大統領夫妻。バーベキューで友達の紹介だったそうだ。
今は世界中から嫌われ物の大統領になってしまったが、若い時はハンサムでハーバードを出て親は大金持ち。たいへんもてたそうだ。奥様選びだけはたいへんよかったと言われている。


昔はよく、日本の「お見合い結婚」をなんてことかなどと批判されたけど、当のアメリカ人が今はインターネットで「お見合い」しているわけだから、(要は「お見合い」じゃないの!?!)時代は変わったものだ。