テッド・ケネディの乗る自家用飛行機に落雷

5月13日、午後4時、マサチューセッツ西部から自宅に帰る途中、テッド・ケネディの乗る8人のりセスナ機に雷が落ちた。幸い怪我人はでなかったが、電気系統が皆止ってしまいパイロットは手動でコネチカットのニューヘブンに4時11分着陸。次の日またマサチューセッツ西部にとんぼ帰りして講演を予定していたテッド・ケネディはそのままコネカットに滞在したそうだ。

ケネディ家といえば「呪われた一族」と言い尽くされてきた。それほど非業の最後を遂げた人ばかりが続く。

ジョン F.ケネディ、弟のロバート・ケネディ共に暗殺された。二人の兄のジョセフ P.ケネディも二次世界大戦で戦死しているし、妹のキャサリーンも飛行機事故で亡くなった。
80年代、90年代にもロバート・ケネディの息子ミカエル ケネディ、デイビッド ケネディも亡くなり、 JFKの遺児ジョン F.ケネディ Jr.も飛行機事故で亡くなった。

テッド・ケネディも若い時、飲酒運転で事故を起こし助手席にいた美人秘書が亡くなった。当時は殺人事件ではないかと疑われたらしい。
彼も年を取り、今度は息子のパトリック・ケネディが最近、蛇行運転していたところを見つけられ飲酒運転の疑いで警察に捕まったが、本人は精神状態が悪くて精神安定剤をのんでいるから何も覚えていないといっている。このパトリックも民主党の政治家である。この事件の後も自宅で療養ということで政治家を続けている。

今回の落雷で怪我人がいなくてよかったが、「テッド・ケネディの飛行機に落雷」と聞いたら、誰でも「まさか、また起こるのか」!??と冷や汗をかくのではないだろうか。飲酒運転は他人も巻き添えにする可能性があるのだからこれだけは慎んでいただきたい。政治家を利用して禁酒法解除の次の日からスコッチを売って莫大な財産を築いた一家ということでお酒との因果関係からぬけでられないのかもしれない。ここアメリカでも「因縁=カルマ」というものがケネディ家には作用しているのではないかと言う人が多い。