先生が癌と偽って寄付を集めカリブへ


ハイスクールの先生が自分はは癌だ。治療費を応援してほしいと寄付をつのり、350万円以上集めた。その中には生徒たちの寄付も入っていた。
ところが、癌とは真赤なうそ。そのお金で彼女はカリブ海の旅行を楽しんだ。彼女は勿論「ご用」となって監獄入り。

ニュースのコメンテーターは「だいたい教師の給料は安すぎる。だからこういうこともおこってしまう。それにしても、生徒のお金もはいっているというのは心が傷む。この詐欺を働いた先生は綺麗だし、どうしてこういうことに走ったのか?」と言っていた。

去年はモデルになれるほどの美人教師が中学生の男子の誘いにのって男女関係を作って牢屋に入れられた。その後、夫から離婚された。

先生というと立派な人もいっぱいいるのに、こういう落ちこぼれが出てくる。給料をあげればそれだけいい人材が集まり、ほんとうに教育にフォーカスする人材だけがなれる...という世の中になってほしいが、そういうことで落ちこぼれの先生がいなくなるのだろうか。エリート意識をもった先生というのも、これまた、別の問題を生むのではないか。

生活が豊かになると「精神」「スピリット」を深めたがるひとは確かに増えてきていると思う。でもその意味が自分の心の中だけに向けられて、社会の中での個々の使命というか、そういう「精神」が希薄になってきているのは世界共通の問題かもしれない。