タミフルの偽物が没収


アジアの供給者から送られた50個以上タミフルの偽物が見つかった。箱には漢字が書かれているが、ぼやけてよく読めないそうである。最初の小包は2005年11月26日にサンフランシスコ国際空港に到着して没収された。
タミフルと同じようなデザインでカプセルの中身は調べた結果、ビタミンCが主なもので、タミフルの成分はまったく入っていない。

インターネットでの注文に応じて送られたもの。製造元は不明。追跡しても身元はわからないだろうとのこと。幸いにも、まだ、病院や医療機関宛ての小包は発見されていないが、買わないように警告が与えられている。

タミフルはスイスの製薬会社Rocheが作っている。
しかし、鳥インフルエンザに対するアメリカ大衆のこうした過剰な不安感に付け込んで荒稼ぎをしようとする人々がでてくるわけだ。

中国語が書いてあるからといって製造元を中国に限定することはできないが、仮にの話だが、もし、鳥インフルエンザ震源地からこういう詐欺行為がでたとしたら、なにか隠れたものがありそうな気がしてくる。中国、アメリカ、スイスと三点を結んで鳥インフルエンザの陰謀をあばく国際映画でもできそうな話ではないか? (これは単なる自分の想像の世界でしかないが..)