ラジオのホスト、レポーター募集中

KQEDパブリック放送局で今レポーターほか、朝の生番組のホスト、プロデューサーのアシスタント、編集員の募集をしている。
http://www.kqed.org/about/jobs/index.jsp

資格は:

  1. 大学卒であること。ジャーナリズム、ブロードキャスト コミュニケーションの学位をもっている人が望ましい。
  2. 経験は最低6年間、ニュースレポーター、編集者、番組のホストをしてきた人。また、それに伴う知識、ジャーナリズムの主旨、常識をもっていることが要求される。
  3. ラジオ番組のホストとして、生番組で効果的なやりとりができ、インタビューでは多様な人材のそれぞれに対応できること。
  4. 書く力は抜群で編集、レポートの技術をもっていること。
  5. ニュースの調査と分析には多角的な方法と人脈をもっていること。
  6. カリフォルニアの政治、経済、社会問題に精通して理解していること。
  7. 広範囲の旅行が可能でコンピューターを使って情報を得ることが出来る人。 デジタルによる制作、編集の経験が要求される。
  8. 3時間から6時間の間に、始終、立ったり、座ったり、歩くことができ、時折、腰をかがめたり、ねじったり、ひざまずいたりさまざまな動作が可能なこと。
  9. 場合によっては、25ポンド(約11キロくらいでしょうか?)位の物を3時間、もちあげたり、運ぶことができること。

かなりのことが要求される仕事であることをはじめて知った。第一、ラジオというのはしゃべりっぱなしで、電話でのやりとりなど、突然なにを言われるかわからない。ホストや、レポーターだけでなく、スタッフにも咄嗟の機転が要求されるはずだ。そうとう頭の回転がはやくないと使い物にはならないと推察する。

KQED社は雇用にあたって、人種、肌の色、宗教、性別、既婚か未婚か、伴侶または同棲者の社会的地位や状態、先祖、出生国、体重、身長、身体的、または知能的障害の有無、妊娠者、医療状態、障害者、性的適応(同性愛)、市民権、兵役経験者、エイズ/HIV保持、または年齢、それらに対して一切の差別をしないで就職の機会を与える...とうたっている。
上記に挙げた20の差別はどこの会社でも法律では本来してはいけないとされているが、実際はこの中の二つ以上のカテゴリーに該当していたたら....たとえば、アフリカン アメリカン(黒人)で同性愛の人といったら仕事探しはむつかしいのが現実だと言われている。こういう差別が過去のものになるには残念だが、まだまだ1−2世紀かかるのかもしれない。

私の頭の回転速度では、どんなに差別しないと言われてもとてもとても出来る仕事ではない。これだけの条件がないとホストやアンカー、レポーターなれないのだからいやはや、たいしたものだ。これからは、もう少し彼らや裏方のスタッフに感謝しながら聞かなければならないと思っている。